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他人と比較をやめた。

他人と比較しない。

自分らしい人生を送るためには「他人と自分を比較しない。」ことが大切だと私は思います。

自論を先に言うと、「他人と自分を比較しない。上には上がいる。でも、同じフィールド、分野では貪欲に比較することにこだわっても良い」と思っています。

自分の経験を踏まえてお話をしていきたいと思います。

小学生〜高校生(1年)

学生の頃は、各科目でテストがあったり、体育があったりと、自分や周りの友達の学力や運動神経がわかる環境だったと思います。

そして、自分はとても負けず嫌いでした。

小さな頃に、遊びで負けて泣いたりなんてこともあったような気がします。

中学生になり、私は友達に、「テストどうだった?」と聞いて、「○○点だった。」友達に点数が負けていた時は悔しい気持ちになることがよくありました。点数が1、2点差の時はものすごく悔しくて、採点ミスがないか必死に探したりしていました。笑

また運動面では、運動会などでリレー選抜で毎回、選ばれるか選ばれないかくらいの場所にいたので、選抜されるようにと必死でタイムを上げようとしていた覚えがあります。

シャトルラン(懐かしい..)も最後まで残れるように頑張っていました。笑

学生の頃は競うもの(環境)が学年で全て同じで、点数・タイムが見える化されていることで、自分の立ち位置がわかりやすいため、何事も上位に上位にと必死でした。

高校(2年)〜現在

私の中で人と比較しないというのを意識し始めたのが、高校2年生の頃からでした。

他の学校や今の高校がどうなっているのかわからないのですが、

私の通っていた高校では、1年生は全員同じカリキュラムで、2年生になると選択科目となり、大学のようにとりたい授業を選べるようになっていました。

そこで情報系列の分野を選択し、より専門性の高い授業へとシフトしていきました。

ですが、必修科目もあって、自分は理科の化学式が苦手でした。

化学の点数がものすごく悪かった時に、環境(化学)関係の系列の友達がいて専門的に習っているのでもちろん自分より高い点数でした。

最初は諦めからでした。

私が、「他人と比較しない」ということを思うようになったのは、最初は諦めから出た答えでした。

専門的に学んでいる人には勝てないや・・・。
自分が知っていて、友達が知らないこともある・・。

と思うようになりました。

その友達より点数の高い人もいるんだろうな、

上には上がいるんだ...。

ということをこの時くらいから思い始めるようになり、友達と比較することをやめました。

今思えば、環境にもよるかもしれませんが、学生の頃は友達という比較対象とする人がいましたが、社会人になって同僚はいますが、職種が違ったりと比較対象がいないこともあるかもしれません。

とはいっても...。

とはいっても、(※同じフィールド、分野、環境であれば)比較して、勝ち負けにはこだわっても良いのではとも思います。

例えば、ボクシングの選手Aが同じ階級の選手Bに負けたとします。

負けた選手Aが「選手Bに勝てなかった..悔しい」と思わなければ、これ以上の成長も勝利も得られないかもしれません。

ですが、選手Aが、「選手Bに勝てなかった..悔しい。自分に何が足りないのだろう。」と自分と相手を比較して分析や練習をすれば、間違いなく成長と勝利につながるのではないでしょうか。

話が変わりますが、

比較したり、負けず嫌いの人がいなければ世の中もここまで発展していないと思います。

同業他社の企業が競うことでより良いサービスが生まれたりします。

上記2つの例のように

選手Aが、自分と選手Bをボクシングの結果について比較する。

同業他社のA社とB社が互いに比較し、新しいサービスを生む。

など、※同じフィールド、分野、環境どおしで比較しあう分には向上心や相乗効果につながるのではと思います。

なので、他人と比較しないことが良いとも一概には言えないのが事実です。

さいごに...。

私なのですが、先述しましたが、小さな頃はものすごく負けず嫌いでした。

ですが、高校2年生の頃より他人と比較しないようになってから、同じフィールド、分野、環境の場合であっても、負けず嫌いではなくなってしまいました。

自分の中で、他人は他人、自分は自分。と根強く思ってしまい、勝負事に対する勝敗もさほど意識しなくなってしまいました。

その分、独自で勉強や向上心を持つように努力しています。

ある程度は負けず嫌いでいたかった、度を過ぎてしまうとそれはそれで自分が困る、というのが今の正直な思いです。